一般社団法人の社員は出資をすれば必ずなれる?

公開日:  最終更新日:2017/07/24

一般社団法人出資した場合、そのまま社員として扱われるのでしょうか。

一般社団法人の社員は、株式会社の株主のようなもの。

一般社団法人に出資すれば、自動的に社員になれそうですが、実際はどうなのかお話しします。

出資した人と社員は別扱い

結論からいうと、一般社団法人において出資した人と社員は別扱いになります。

株式会社では、出資した人は株主として扱われますが、一般社団法人ではそうなりません。

株式会社の出資=一般社団法人では基金

株式会社で「出資」というと資本金を出資することをさしますが、一般社団法人では、資本金は「基金」といい、株式会社でいう出資のことは「基金を拠出する」といいます。

基金は、一般社団法人の構成員である社員などから、財産の提供を受けることによってできる一般社団法人の基本財産です。

株式会社は設立にあたって、1円以上の資本金があることが必要であり、一般社団法人と比較されることが多い、一般財団法人は設立にあたって基金の拠出を受けなければなりません。

しかし、一般社団法人は基金が0円でも設立が可能なのです。

一般社団法人を設立する場合に、社員である人のことを設立時社員というのですが、設立時社員でさえ基金を拠出する必要がないということですね。

基金制度を利用するかどうかは定款で定める

基金制度を利用して、一般社団法人の基本財産を作るかどうかは、一般社団法人が任意で決めることができます。

基金制度の利用については、定款で定める必要があり、設立時の定款に基金についての条項がない場合は、社員総会で同意を得なければなりません。

基金を拠出したからといって社員になるわけではない

基金の拠出は社員もできますが、社員以外の第三者から基金の拠出を募集することが可能です。

この基金に拠出した第三者は、出資したからといって、自動的に一般社団法人の社員になるわけではありません。

ですので、一般社団法人の基金の拠出をしたからといって、社員の権利である社員総会の議決権が付与されるわけではないのです。

また、一般社団法人の社員だからといって、基金への拠出が義務付けられたりもしません。

基金は一般社団法人解散時に返還義務がある

基金には、基金を拠出してくれた人に対する返還義務があります。

株式会社は、会社が解散した場合に資本金の返還義務がありませんが、一般社団法人の場合はあるのです。

株式会社への出資金は、出資を受けた会社のものです。

ですから、会社に出資金を出資者に返還する義務はありません。

一般社団法人の基金は、基金を拠出した人から一般社団法人が借りているものです。

ですので、一般社団法人が解散した場合は、基金を返還する義務があるのですね。

まとめ:出資しても社員になれるとは限らない

一般社団法人への出資というと、活動原資となる基金への出資。

基金へ出資することを、基金へ拠出するというのでしたね。

基金は、一般社団法人が定款で基金制度を設ける旨を定めていないと設置できず、設立時社員でさえ拠出する義務がないのでした。

一般社団法人は、第三者に対しても基金への拠出を応募することができますが、拠出したからといって社員としての地位を得られるわけではありません。

一般社団法人の社員になるのであれば、社員になりたい旨を一般社団法人に問い合わせた方が無難でしょう。

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