一般社団法人の会員

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一般社団法人では、会員制度を導入するケースが多く見られます。入会者を募って人数を増やし、法人の規模を大きくしていくことで、世間的な信頼度や知名度もアップするでしょう。

ただ、会員制度を導入する際に注意すべき点があります。それは、会員の種類が複数ある場合、どの会員が一般社団法人の社員としての地位を有するのかを明らかにするということです。もちろん、その一般社団法人所属の会員全員を社員とし、社員総会の議決権を持たせることも可能ではありますが、人数が多い一般社団法人の場合は混乱を招く恐れがあります。
なぜなら、社員となって社員総会の議決権を持つということは、その一般社団法人の運営に影響力を持つということだからです。あまりにも会員数が多いと、スムーズな運営ができなくなる可能性も生じるでしょう。社員としての地位を持つ会員とその他の会員とをきっちり分け、定款に記載しておくことで、誤解や混乱が生じにくくなるのです。
なお、会員をいくつかの種類に分ける場合、それらの名称は自由に決めることができます。一般的には、「正会員」「準会員」「一般会員」「賛助会員」などに分けられていることが多いです。その他に、「名誉会員」や「特別会員」などの名称を使う場合もあります。

実在する一般社団法人の会員募集ページを例に挙げてみましょう。
「日本フランチャイズチェーン協会」という一般社団法人の「会員制度と入会手続き」のページを見てみると、
「正会員」「準会員」「研究会員」「賛助会員」の4種類の会員が記載されています。
正会員と準会員には、フランチャイズの実績を求めていますが、研究会員については、「フランチャイズシステムに関心を有する法人等で、当該協会の研究活動に参加するもの」、賛助会員については「当協会の目的に賛同し、事業に協力するもの。」とういことが条件となっています。

<日本フランチャイズチェーン協会ホームページ>http://www.jfa-fc.or.jp/particle/52.html

また、一般社団法人によっては、「個人会員」と「法人会員」を分けている所もあります。
「エシカル協会」という一般社団法人を例に挙げると、個人会員の場合は年会費5,000円でさまざまな特典を得られるようになっています。一方、法人会員の場合は3つの会員区分が存在し、それぞれ年会費が異なっており、受けられる特典の数も異なります。

<エシカル協会ホームページ>http://ethicaljapan.org/

皆さんが一般社団法人を設立をする際には、法人の目的や規模、運営方針などを十分に考慮した上で、会員制度を設けるようにしましょう。

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