一般社団法人シーパワー

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現在、三重県鳥羽市の離島・答志島(とうしじま)沖で、大規模な洋上風力発電設備の建設計画が進んでいます。計画しているのは『一般社団法人シーパワー』です。完成時期は未定ですが、洋上風力発電としては国内最大級で、鳥羽市全域(約8500世帯)の電力を優にまかなえる規模とのことです。既に国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から、環境アセスメント調査の期間短縮のための実証事業の認定を受け、助成金交付も決定しています。

地元漁協幹部はこの提案に前向きで「風車の支柱は十分な間隔をとって設置され、魚礁にもなるため、漁場に悪影響はない」と述べていますが、漁業者からは「建設工事で生態系が壊れ、その後も風車の騒音や低周波の影響を受け続ける」と懸念する声が出ています。

風力発電の導入拡大に向けた準備は日本の他の地域でも着々と進んでいます。洋上における風力発電は、島国で領海が多い日本の地理的条件を生かせる発電方法だからです。本格導入計画は相次いでいる一方で、欧米企業の間でも成長余地がある日本の風力発電市場に参入する動きが出始めています。

再生可能エネルギーの固定買い取り制度で、太陽光が3年連続で引き下げられるのに対し、風力は据え置きのままで、太陽光との差が縮まることも普及の「追い風」となりそうです。今までは太陽光の陰に隠れがちだった風力発電ですが、今後のエネルギー業界で主役に躍り出る可能性もあります。風力発電の稼働率は、日中しか稼働できない太陽光発電の約2倍の20%台です。しかし、適地探しや環境アセスといったハードルを越え、建設、運転開始に至るのに10年程度かかると見込まれており、なかなか先は長そうです。

洋上風力発電は、英国やデンマークなどのヨーロッパの国々では、すでに普及が進んでいます。1991年に史上初めて洋上風力発電所が建設されたのは、ヨーロッパのデンマークであり、それ以来、ヨーロッパが洋上風力発電の歴史をリードしてきました。洋上では陸上に比べてより大きな風力が得られるため、風力発電所を洋上に建造した場合、大きな電力が供給できます。また、陸上風力と比べて近隣住民の生活や生態系に与える影響を抑えられるなどのメリットもあります。

発電機の形態は、通常の風力発電と同様に基礎が地面に固定されたものもあれば、海が深くて地面に基礎を設置できない場所でも利用可能なように浮体式の基礎を用いたものもあります。(浮体式洋上風力発電と呼ばれ、実用化を目指して研究が進んでいます)
着床式に適した遠浅の海が日本では少ないため、海に浮かぶ「浮体式」の開発が普及のカギを握ると言われています。

日本政府は、突出して普及が進む太陽光以外の再生エネの普及を後押ししたい考えを示しています。洋上風力発電が火力発電のシェアを食うことによってエネルギーの輸入を減らし、大気の汚染や温室効果ガスも減らし、さらには新時代の発電のスタンダードとなることによって新たな雇用やビジネスチャンスを生むという期待もあります。洋上風力の普及が順調に進めば、日本を取り巻く環境は大きく変化する可能性が高いでしょう。

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